2008-02-15 Fri 01:01
世界を真っ白に
染め上げて夜が明けてゆく
二人を包んで
降り積もる雪を 見てた
遠ざかる町を
見下ろして君が
歌うのはその日
作り上げた歌
白銀をはるか
鳥瞰したいと言い
登った山から
待ちわびた朝は
闇のヴェールを脱いで
世界を真っ白に
染め上げて夜が明けてゆく
二人を包んで
降り止まぬ雪は 今も
そして「またね」と言い
君はふと消えた
夜の天蓋の
星をまた増やし
あれ以来雪の
降らない町では
君のメロディーも
二度と聞けないで
季節は無為にめぐる
世界は真っ白な
シーツにくるまれ目覚め出し
僕らその中で
痛いくらい手を つないだ
醒めない
夢だと信じたその時の
光景と君の
手のぬくもりはまだ 消えない